
この単行本を買ったきっかけは、紅ゆはたさんのブログの記事がきっかけでした(紅ゆはたさんに感謝!)。
しおやてるこ先生は以前、『電撃NINTENDO64』にて「しおまん64」というマンガを描かれていた方で、それでしおや先生のお名前は存じていました。
ちなみに「しおまん64」はいわゆるギャグマンガで、結構ブッ飛んだ感じのマンガでした。
そうしたマンガを描かれていたしおや先生が、どんなマンガを描いているのか?そんな疑問から単行本の『チョコレート』を買ってみたわけです。
普段は殆どマンガを読まない私ですが、新たにカテゴリを作るほどですから、心のマンガになりました。
あらすじは省きますが(オイ)、「出会えて良かった」、そう思わせる作品ですね…
何と言うか、素直に心に染み入り、温かくなる、そんな作品です。
主人公の少年と友人たちの素直さ、あたたかさ、次第に打ち解けてゆく東京から来た転校生の女の子の心の変化が上手く表現されています。
読み終えてから、主人公達5人の幸せな時間がずっと続けばいいのに、と思わずにはいられませんでしたね。
主人公の兄がいい味出しています(笑)。それでいて、主人公の転校生に対する恋を叶えようと応援するあたり、気が利く面も持ち合わせています。
(私が単純なだけでしょうがw)、しおや先生の作風の幅広さにいたく感じ入ってしまいました。
単行本1冊に収める事を前提に描かれたらしく、ちょっと説明不足ぎみな箇所もありますが、田舎に住む主人公と東京からやって来た女の子の、甘くもほろ苦い青春のひとコマに的を絞った点は正解ですね。
壮大なスペクタクルとか、深遠なテーマが好みの方には物足りないかもしれません。
でも、こうした何気なくも心に染み入る作品もまた良いものです。
カバーを外した人だけが分かるお楽しみもあり、サービス精神に溢れていますね♪
(’06・4・29加筆しました)
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